【Jリーグ新ルール解説】主審と話せるのはキャプテンだけ?「キャプテンオンリー」制度とは
2025/07/27
2025年8月から、Jリーグで新たに導入される「キャプテンオンリー」ルールが注目を集めています。この制度では、試合中に主審と会話できる選手を各チームのキャプテンのみに限定。目的は、審判を囲むような抗議行為の抑制と、試合の秩序を保つための新たなステップです。
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■ いつから導入されるの?
• J1リーグ:2025年8月9日から
• J2リーグ:同2日から
• J3リーグ:同16日から
今後のJリーグ公式戦では、このルールが全カテゴリーに適用される予定です。
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■ なぜこのルールが必要だったのか?
サッカーの試合中、判定に対して複数の選手が一斉に主審へ詰め寄るシーンは珍しくありません。特にVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の導入以降、選手・監督・ファンの間でジャッジへの信頼感が揺らいでいる部分もありました。
Jリーグはこのルール改定を通じて、
• 主審の心理的な負担の軽減
• ゲームのスムーズな進行
• 審判へのリスペクト文化の醸成
を目指しています。
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■ GKがキャプテンの場合は? 実効性と課題も
SNSではすでに、
「GKがキャプテンだと、フィールドの端から毎回来るの?」
「審判の質を上げることもセットでやってほしい」
といった意見が多数。特にGKがキャプテンを務めるチームでは、現実的に主審とのコミュニケーションが遅れたり難しくなったりする懸念もあります。
また、「キャプテンオンリー」によって態度だけを縛っても、判定の納得感がなければフラストレーションは消えないという指摘も根強いです。
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■ 審判の信頼性とジャッジの質も問われる時代へ
この新ルールは、選手の態度をコントロールするだけではなく、審判の質を問う土壌づくりでもあると言えるでしょう。VARのJ2への拡大、VAR適用範囲の見直し、判定理由の公開や説明義務の強化など、これまで以上に“レフェリーを育てるリーグ”であることが求められています。
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■ まとめ:ルールと運用、そして文化のバランスがカギ
「キャプテンオンリー」は、フェアプレーを促進する一手ですが、それだけでは十分ではありません。選手・審判・サポーター全員が納得できる透明性の高い運用がなければ、真の意味での“尊重ある試合環境”は実現できないでしょう。
今後のJリーグの姿勢と、試合現場での実際の運用に注目が集まります。
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🟡 あなたはこのルール、どう思いますか?
TwitterやInstagramで #キャプテンオンリー で意見をシェアしてみてください!
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