「夜の居場所」って、誰にでも必要だと思う。

「夜の居場所」って、誰にでも必要だと思う。

 

夜、ふと立ち寄るお店って、ただの“飲み屋”じゃない。

仕事終わりにまっすぐ帰る気分じゃないとき、

友達と語りたいとき、

一人で少しだけ、何かをリセットしたいとき。

そんな夜に寄り添ってくれる“場所”があるって、実はとても大切なことだと思う。

 

大阪・阿波座や本町には、そういうお店がぽつぽつとある。

ガヤガヤしてないけど静かすぎず、

スタッフとお客さんの距離感もちょうどいい。

そして、お酒も料理もちゃんと“美味しい”。

 

例えば、クラフトビールが数種類楽しめて、

ピザやおつまみが充実してて、

ふと顔を上げると、大きなモニターでサッカーや野球が流れてるようなお店。

誰かが熱く応援しててもいいし、黙ってグラスを傾けててもいい。

そういう“自由”が、夜を優しくしてくれる。

 

いつからか、そんな店が自分の中で“居場所”になっていた。

決して「常連」じゃないかもしれないけれど、

“ただいま”って言わなくても、なんとなくわかってくれる空気がある。

 

今夜も、そんなお店にふらっと寄って、

一杯飲んで、誰かの笑い声を聞いて、

明日もなんとかやっていけそうだと思える。

 

「夜の居場所」って、きっと誰にでも必要なんじゃないかな。