クラフトビールの魅力を徹底解説!初心者でもわかる奥深い世界と楽しみ方
2025/06/11
「とりあえず生!」が定番の日本のビール文化。でも、今注目されているのが職人のこだわりが詰まったクラフトビールです。この記事では、クラフトビールの基本から楽しみ方まで、初心者にもわかりやすく解説します。
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1. クラフトビールとは?
クラフトビールとは、小規模・独立系のブルワリーが、伝統的な製法と原料にこだわって造るビールのこと。アメリカが発祥で、日本でも地ビールから進化した形として、2010年代以降急速に広がりました。
地ビールと違うのは、地域性だけでなく「職人の技術や独創性」が重視されている点。つまり、クラフトビールは「小さな醸造所が心を込めて作る、こだわりのビール」なのです。
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2. クラフトビールの原料
クラフトビールは以下の4つを基本に作られます:
• モルト(麦芽):ビールの甘みやコクの元。焙煎度で色や風味が変わる。
• ホップ:香りと苦味、抗菌効果も。ビールの個性を決める重要な要素。
• 酵母:発酵を担い、ビールの「スタイル」を決める。
• 水:90%以上が水。硬水・軟水の違いが味に影響。
さらに副原料として、果物やスパイス、米・トウモロコシなどを加えることで、より個性的な味わいに仕上がります。
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3. ビールの造り方(工程)
ビールは以下の工程で造られます:
1. モルト作り:大麦を発芽・焙煎。
2. 仕込み:モルトをお湯で煮て麦汁を作り、ホップを加えて香り付け。
3. 発酵・熟成:酵母を加え発酵後、タンクで熟成。
4. パッケージング:クラフトビールは無濾過のものが多く、酵母が生きたまま瓶詰めされます。
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4. クラフトビールのスタイル(種類)
クラフトビールには100種類以上の「スタイル」が存在しますが、基本は**エール(上面発酵)とラガー(下面発酵)**の2種類+少数の自然発酵系です。
主なスタイル例:
• ピルスナー(ラガー):軽やかで爽快、日本の大手ビールに近い。
• ヴァイツェン(エール):小麦由来のフルーティーな香り。
• ペールエール(エール):香りとバランスの良い味わい。
• IPA(エール):苦味が強く、ホップ香が鮮烈。
• スタウト(エール):ロースト香が香ばしい黒ビール。
• バーレイワイン(エール):ワインのような芳醇な味わい、高アルコール。
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5. クラフトビールの楽しみ方
◆ 味の個性を数値でチェック
ビールには以下の指標があります:
• SRM(色の濃さ)
• IBU(苦味の強さ)
• ABV(アルコール度数)
初めてのスタイルに挑戦する時は、これらを参考に選ぶのが失敗しないコツです。
◆ 目でも香りでも味わう
• 色の違いを楽しむなら「淡→濃」の順で飲むと◎
• 香りを楽しむならエール系を10℃前後で
◆ 料理とのペアリング
ビールと料理の「国・色・味」を合わせるのがペアリングの基本。エール系なら、濃い味や脂のある料理との相性も抜群です。
◆ ブルーパブやグロウラーショップもおすすめ
• ブルーパブ:醸造所併設のバーで出来たてを飲める
• グロウラーショップ:自宅やBBQ用に持ち帰りができる新スタイル
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まとめ
クラフトビールの世界はとても奥深く、知れば知るほど面白くなってきます。造り手の情熱と技術が詰まった一杯を、ぜひ五感で味わってみてください。
「とりあえず生」もいいですが、次は自分だけのお気に入りのクラフトビールを見つけてみてはいかがでしょうか?
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